エンタテインメントの
未来を拓く

講座開講記念シンポジウムを開催します

「ソニーグループ寄附講座 クリエイティブエンタテインメント学」の開講を記念し、
2025年9月2日、ソニーグループ株式会社と早稲田大学、双方に所縁のある国際会議場 井深大記念ホールにて
シンポジウム「表現工学とエンタテインメントの未来」を開催いたします。

本シンポジウムは、表現工学科の学生の皆さんをはじめ、
エンタテインメントや教育などの分野に関心をお持ちの皆様に、
本寄附講座の内容と今後の計画をご紹介するとともに、
ソニーグループ株式会社執行役員、表現工学科教員による基調講演、
そしてテクノロジーと表現、未来のエンタテインメントをテーマとしたパネルディスカッションを予定しております。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

「表現工学とエンタテインメントの未来」

オープニングリマーク

及川 靖広

(早稲田大学 表現工学科 教授​)

基調講演Ⅰ
「テクノロジーと人間の未来」

松本 義典

(ソニーグループ株式会社 執行役員コーポレートエグゼクティブ(技術戦略)​)

パネルディスカッションⅠ
「テクノロジーと表現の融合による感動体験​」

パネリスト:

尾形 哲也

(早稲田大学 表現工学科 教授​)

橋田 朋子

(早稲田大学 表現工学科 教授​)

原口 竜也

(株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント

Corporate Distinguished Engineer​)

芦ヶ原 隆之

(ソニーグループ株式会社 Corporate Distinguished Engineer,

早稲田大学 表現工学科 客員教授)

ファシリテータ:

青山 一美

(ソニーグループ株式会社 Senior AI Technology Researcher​)

パネルディスカッションⅡ​
「共に思い描く未来のエンタテインメント」

パネリスト:

谷口 恵一朗

(ソニー株式会社​)

松永 直輝

(ソニーグループ株式会社​)

後藤 大毅

(早稲田大学大学院 表現工学専攻 修士2年)

朝野 翠

(早稲田大学大学院 表現工学専攻 修士1年​)

ファシリテータ:

伴地 芳啓

(早稲田大学 表現工学科 講師​)

基調講演Ⅱ
「表現工学の過去・現在・未来」

河合 隆史

(早稲田大学 表現工学科 教授​)

クロージングリマーク​

小俣 貴宣

(ソニーグループ株式会社 シニアコグニティブサイエンティスト,
早稲田大学 表現工学科 客員教授​​)

司会

吉野 葵

(ソニーグループ株式会社)

登壇者プロフィール

及川 靖広

早稲田大学 表現工学科 教授​

音響学における基礎研究とそれら研究成果の高度化・発展と社会実装に幅広く取り組んでいる。音を中心とした波動場とその中で生活する人間を含めた生き物のコミュニケーションの理解をするなかで、感覚・思考を研ぎ澄ましていきたい。

松本 義典

ソニーグループ株式会社
執行役員コーポレートエグゼクティブ(技術戦略)​

早稲田大学 理工学部 機械工学科 修士 修了。ソニー株式会社入社後、エンジニアとしてDVDやBlu-Rayの開発・設計に携わる。その後、ビデオ、テレビ、オーディオ等のコンスーマービジネス全般におけるマネジメントを経て、現職では新規ビジネスの立ち上げ及び技術開発全体を統括する。最新テクノロジーが社会に与える影響に鋭い関心を寄せ、常に新たな挑戦を追求している。なお、趣味は読書、音楽鑑賞、お笑いなど、幅広いエンタテインメントの享受にある。

河合 隆史

早稲田大学 表現工学科
教授

人間工学を専門として、立体視映像(3D)やバーチャルリアリティをはじめ先進映像と人間のインタラクションに関する研究に従事。生体計測を中心とした評価研究に加え、知見や手法を活用したコンテンツ制作にも取り組んでいる。主な著書・訳書に、「バーチャルリアリティ映画制作 – ハリウッドの実践テクニックとベストプラクティス」、「3D立体映像表現の基礎」など。

尾形 哲也

早稲田大学 表現工学科
教授​

深層学習に代表される人工神経回路モデルと人型ロボットシステムを用いた、認知発達ロボティクス研究、模倣学習などの研究に従事。一般社団法人AIロボット協会理事長。科学技術振興機構CREST領域研究総括。

橋田 朋子

早稲田大学 表現工学科
教授​

身近な事物や現象に潜む機能や来歴に着目し、それらを起点に、新たな価値や別の在り方をかたちにするメディア技術や表現の研究に取り組む。最近の展示はSusHi Tech Squareでの『バグのとなりで』や、福岡市科学館での『だいたいおっけー展』など。

原口 竜也

株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント​
Corporate Distinguished Engineer

ネットワークサービス、エンタテインメント事業への先端技術応用を専門とする。株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントにおいて、音楽SNS運営、Webメディア運営、モバイルアプリ開発など幅広く経験。現職ではエンタメ分野における先端技術探索や技術ベースの新規事業創出に取り組む。

芦ヶ原 隆之

ソニーグループ株式会社
Corporate Distinguished Engineer,
早稲田大学 表現工学科 客員教授

コンピュータビジョン関連技術を専門とする。主にR&D組織にて、画像を扱うあらゆるソニーの製品・サービスに対して、新しい機能あるいは新しい事業に資する技術開発を幅広く手がける。現職では、AI・ロボティクス開発、AI人材育成、Responsible AI活動を推進。

青山 一美

ソニーグループ株式会社
Senior AI Technology Researcher

AIエージェント・ロボティクス分野のAI技術を専門とする。主にR&D組織にて、言語による人と機械のインタラクションを実現するための技術開発を推進。現在はフィジカルAIの研究開発、組織横断AI人材育成活動に注力している。

谷口 恵一朗

ソニー株式会社​

早稲田大学 基幹理工学部 表現工学科 修士 修了。ソニー株式会社入社後、R&D組織にてヒューマンコンピューターインタラクション領域の研究開発を担当。現在も同組織にて、身体情報の認識技術や情報提示技術の開発に従事。

松永 直輝

ソニーグループ株式会社​

早稲田大学 基幹理工学部 機械航空学科 卒業。同院 情報理工専攻 修士 修了。R&D組織にて、画像生成や音声駆動の人間動作生成の研究開発を担当。現在も同組織にて、アニメ制作向けのリップシンク技術開発に携わる。

後藤 大毅

早稲田大学大学院 表現工学専攻 修士2年

AIおよびロボティクス領域を専門とする尾形研究室において、当該分野の研究に従事する。特に、ヒトの認知・行動や意思決定のプロセスを数理的に記述する機械学習モデル・ロボットの研究に取り組む。

朝野 翠

早稲田大学大学院 表現工学専攻 修士1年

触覚と視覚のクロスモーダル研究を主としつつ、生理指標の解析を通じ、VR環境で有効なコンテンツを探る。表現工学科専門選択「写真表現」では、ソニーストア銀座で開催の「αで切り撮る-私たちの未来-」で学生パネリストを務める。

伴地 芳啓

早稲田大学 表現工学科 講師​

人間工学とデータサイエンスを融合した研究を専門とし、AI・IoT連携による生理・心理・物理データからの人間の状態推定、および機械学習・統計解析を駆使した人間工学的課題の解決と新たな価値創造に取り組む研究に従事。

小俣 貴宣

ソニーグループ株式会社
シニアコグニティブサイエンティスト,
早稲田大学 表現工学科 客員教授

産業・社会の問題解決に向けた心理学の活用に精力的に取り組むほか、心理学を学んだ人材の活躍機会の創出と拡大を目指し社内外で活動している。慶応義塾大学非常勤講師、大阪大学大学院招へい研究員。編著書に『価値を生む心理学』(新曜社, 2022)。

吉野 葵

ソニーグループ株式会社

早稲田大学 基幹理工学部 電子物理システム学科 卒業。ソニー株式会社入社後、エレクトロニクス製品領域のビジネス人事・新卒採用・人材育成を担当。現在はソニーグループ株式会社の上級エンジニア制度やグループ内連携活動推進に携わる。

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